服部工業株式会社 様

Interview

紡いできた歴史とエアトリスマートDXの掛け合わせで
新たな可能性を!

社名
服部工業株式会社
事業内容
業務用厨房機器の製造・販売
設立
【創業】1885年
【創立】1919年
職員数
88名
URL
http://www.hattorikogyo.com/

明治18年から続く伝統技術とこだわりで給食用大型調理釜業界シェアNo.1を誇る服部工業株式会社。130年の歴史で培われたナレッジを元に、事業をより成長させたいという考えからエアトリスマートDXを導入。数あるMAツールの中からエアトリスマートDXを選択した経緯、そして導入後の効果について伺った。

課 題

既存のお客様をより大切にしたい

弊社は創業130年を超えており、大型調理釜では業界シェアNo.1の出荷台数であります。これはひとえに、お客様のご愛顧あってのことですから、私達としましても、今まで以上にお客様のフォローをしていきたいと考えておりました。厨房機器の提供だけでなく、様々な課題をトータルで解決する“厨房コンシェルジュ”であることを掲げる弊社として、売り上げ規模の拡大よりも、今まで以上にお客様との関係を深め、信頼して気軽にお困りごとを相談いただける関係つくりを目指す戦略をたてました。そんな折、エアトリスマートDXのことを知り、非常に面白いと感じました。エアトリスマートDXを使えば、属人的にならずにお客様に情報提供ができるうえ、お客様の興味度合いやタイミングをシステム的に知ることができ、今まで以上に入念なフォローができると感じたからです。

導入の決め手

どのような情報を発信したら良いかを示してもらえる

ぼんやりと、やりたいことは私の中にあったのですが、それを実現させるためのMA運用は、経験がなかったためイメージがつきませんでした。エアトリスマートDXには、理想を実現させるための具体的なアクションを、運用代行という形でお願いできるところに魅力を感じ、導入を決めました。

効 果

ブランディングに成功

弊社は鋳物業からスタートし、お客様からも「厨房機器の製造業」というハード面のイメージを持たれていました。しかし実は130年の歴史で培った、厨房のお悩みを解決するソフト面も強く、そちらを打ち出したいと考えていました。そんな折、エアトリの担当者から「エアトリスマートDXでの配信をブランディングに使いましょう」という提案を頂き、半信半疑でしたが、実際にやってみることになりました。

「貴社の事業に対する真摯な取り組みが伝わりました!」
「貴社のノウハウをぜひ新人研修に使わせて下さい!」
「弊社でセミナーを実施して欲しい!」

といった反響が得られ、これをきっかけに受注につながることもありました。お客様に、単なる物売りではなく、厨房のお悩み事をまるっと解決できる、頼れるパートナーとして守備範囲の広さをご認識いただけてきたのではないかと感じております。

今後やりたいこと

IT化でよりお客様を大切にし、成果につなげる

手ごたえを感じた面もありましたが、私が理想とするところには届いておらず、まだまだ芽吹き段階といったところかなと感じています。ただ、ソフト面のブランディングに前進したので、単なる物売りではなく、厨房のお困りごとをハードとソフトの両面から解決できる厨房コンシェルジュという立場を取りやすくなりました。今後は、ソフトとハードの両面からお客様をより一層サポートし、何かあればすぐにご連絡いただける関係をお客様と築いていきたいと思っております。またそのためにマーケボの力を借りて、お客様がどんなモノを求めているのか、どんな情報を必要としているのか、より正確に把握し、提供していける仕組みを作りたいと思っています。

メッセージ

ヒトはヒトの価値を高め、後は自動化で手を抜く

IT化が進み、業務の効率化が表立ってアピールされていますが、今まで以上に大切なことがあります。それは、どんなにITやAIが発展しても“ヒトとヒトの心の触れ合い”は置き換えることができず、更に重要になってくるということです。弊社は、お客様を大切にすることを心がけてきたからこそ、130年もの間ご愛顧を賜ることができました。今後、お客様と触れ合う人財により磨きをかけ、そこには時間と労力をかけますが、エアトリスマートDXのようにIT化できる部分を圧縮し、手を抜くところは手を抜かなければ、限られた資源の有効分配はできないと感じています。マーケティングオートメーションは営業の成約率を高め、お客様との接点を増やしてくれる素晴らしいツールですが、全てを解決してくれる魔法のようなものでは決してありません。だからこそ、システム導入に加えて運用のサポートまで代行してくれるエアトリさんは、我々のような地方の中小企業にはとてもありがたい存在です。